ニチレイのお話! [本日のよもやま話]
2月15日(木)、真夜中のお話。関東地方も『春一番』との発表が。
トライス:さてさて、企業の不祥事が続く中、なぜか株式市場は活況を呈しているってのが疑問の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
数希:・・・なんか、よくわからない前置きだな。それはさておき、手っ取り早く本日のターゲットを決めよっか。
トライス:今回も、ターゲット多すぎだね。とりあえず、ニチレイかな。
千里:ニチレイの内部監査の結果、子会社(=まるいち加工・小名浜工場)が生産して食品衛生法の基準値を超えた大腸菌が検出されたにもかかわらず、スモークサーモン540キログラム、紅鮭の生たたき144キログラムが出荷されていたことがわかったそうです。
トライス:最近、非常にたたかれまくった『不二家』(1月上旬のこと!)の状況を知っての話か?この会社には、『おいしさと新鮮をネットワークする』ってキャッチフレーズがあるけど、ここに『安全』が入っていないことも、わかる気がするよ。
数希:ちなみに、2006年11月15日から12月16日までの期間に出荷されたんだって、その『不適合製品』は。あと、これは量から見ても業務用のもので、寿司ネタや惣菜の材料として利用されているんだとか。この製品の出荷金額は、大体125万円だって。
トライス:おいおい。それじゃなおのこと、まずいじゃん。結構消費されているんじゃないのか?125万円で、信頼をなくしちゃ何の意味も無いな。
千里:なぜこのようなことになったのか、その背景をニチレイ側は説明しております。それによりますと、この工場で当該製品の生産が開始されたのは昨年の10月ということで、少しでも歩留まり(ぶどまり:使った原料(=鮭)に対する、製品がどれくらい出来たかの割合!)をあげようとしたことが問題につながった、としています。
トライス:ただの言い訳でしょ。そもそも、大腸菌って言ったら、それこそ食中毒の源泉なんだから、注意しないと。食品メーカーとしての、自覚が足りないよね。
数希:結局は利益至上主義で考えてるんじゃないのって、疑問を持つことになるよね。
またまた食品会社から。・・・どうにかならない?それでは、次号もよろしく!
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